@的は人の飛び出さない安全な所に設営して下さい。
A的までの距離は最初5メートルくらいから練習を始め、上達するにつれて距離を延長して
ください。
B矢を使用する前に、必ず矢を筒にいれて傾け矢が筒内をスムーズに自然落下する事
を確認する試験(パッシングテストPassing test またはDropping test)を行って下さい。
長さ13cmくらいのゲージパイプを用いるとテストに便利です。
注意:先細りのパイプ(口元が太く出口が細くなっているパイプ)をご使用の方は矢が
筒に合っているかどうか必ず確かめてから吹いてください。出口で引っかかる
きつい矢を吹くことは大変危険があります。(051019)
C矢の後部が長く使用しているうちにゆがむ場合もあります。時折パイプの中を矢
が自然落下するか確認して、ゆがんだら矢は長さ5cmほどの紙パイプを差し込んで
放置しておくと後部が正円形になります。
D5〜6本吹いたらパイプ中にチッシュペーパーをねじって入れパイプクリーナー棒で押し
出して結露をふきとり内壁を乾燥させてから吹いてください。
紐に錘と布をつけた紐式のパイプクリーナーもあります。
E無理な力で強く吹くと肺に負担がかかり危険です。特に喘息、肺疾患、心臓病などの
虚弱体質の方は使用前に医師にご相談して下さい。
Fご使用時に異常を感じたら中止して下さい。
G器具を夜間持ち歩くと不審におもわれますからご注意下さい。
H動物や鳥類を撃つことは法律で禁じられています。(例外もあります)
I吹き矢を行う際にはスポーツマンシップと武道の精神に従い、スポーツ並びに健康法
として行って下さい。
J練習はゆっくりと十分時間をかけて行ってください。早撃ちは健康によくありません。
K子供がいたずらしないよう保管に十分ご注意ください。
L市販のアルミパイプは若干太に差があります。自作のパイプを使用する場合は矢が
パイプの内径に合うか十分確かめてください。A:13mm B:12.8mm D:12.5mm
Mパイプの先端を路面に突くと出口がゆがみます。マズルガードをつけてあれば安全です。
出口がゆがんだ場合はナイフで内部の縁を削って矢が引っかからないようにして下さい。
N団体で競技をする場合、矢の回収をバラバラに行うと危険です。プレーを一時中止して
みんなが同時に矢取りを行ってください。
O矢の後部のフィルムの継ぎ目が剥げないように5mmX5mmくらいのセロテープを矢の
内部に貼ってください。(99.11.3)
P他の人にパイプを貸せて吹かせる場合は口元をアルコールで十分消毒する方法や
ラップフィルムを口元に巻くなどの方法があります。
Q矢を筒に入れる時は筒を水平にして入れないと矢が落下しますから注意してください。
R吹き矢は呼吸筋の運動ですので疲労感があまりありません。そのためつい何十本も
吹いてしまうことがあります。過呼吸症候群の場合呼吸筋疲労による胸郭部の疼痛も
あるようですから吹き矢の場合も過剰な練習によって胸部が痛むことも考えられます。
ほかのスポーツでも同じですが、自分の体力に適した運動量でスポーツ吹き矢を始め
て徐々に距離、本数をアップするようにしてください。(2002.11.14)
S吹矢は弓より安全性がありますが、空吹きでも人に向けて吹いたり、上に向けて吹く
と落下して危険のこともありますから決してやらないでください。(2003.6.3)
21.パイプを吹くときは軽く唇でパイプの口元を挟んで吹いてください。歯で口元を噛んで
吹くと歯にパイプが強く当たる危険があります。(2003.8.5)
22.スポーツ吹き矢健康法はほかのスポーツと同様に使用者が適切な用い方で自己責任
で行ってください。たとえ事故があってもすべて自己責任になることをご承知ください。
(050516)
その他お気づきの点がございましたらご連絡ください。
23.「スポーツ吹矢」は日本スポーツ吹矢協会の登録商標です。031230
24.「国際吹矢道協会」は国際吹矢道協会の商標登録です。051019
国際吹矢道協会 副会長 樋口裕乗 http://www.sportsfukiya.net/
Tel Fax 0258-34-2303 info@sportsfukiya.net