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セキュリティウォール
Security Wallとは? 電磁波遮蔽の原理
 
電磁波吸収シートの特性 施工方法

◆Security Wallとは?
オフィスの無線LANの電波の盗聴は、パスワードだけでは防ぎきれません。 セキュリティ・ウォールは無線LANの使用する2.45GHzの電波だけを選択的に吸収して外部に漏洩する電波を100分の1以下にします。
一般的な金属壁や電波吸収パネルが全ての電磁波を遮断するのに対して、セキュリティ・ウォールは携帯電話やラジオには影響を与えません。

セキュリティ・ウォールは、オフィスや住宅の無線LAN環境を安全、快適にします。高度なセキュリティを要するオフィス、研究所、金融関係の秘密保護を担保します。あるいは集合住宅の無線LAN混信を防ぎます。


◆電磁波吸収シートの特性
図1は電磁波吸収シートの電磁波透過の周波数特性で、電磁波吸収シート単体では2.45GHz付近で100分の1以下に減衰します。
▲図1
▲図2
 
銅箔・ITOと電磁波吸収シートとの組み合わせでは、減衰量は100分の1となります。
図2は電磁波吸収シートを貼った実験設備です。

◆電磁波遮蔽の原理
銅箔とITOは全周波数帯域で電磁波を遮断しますが、わずかな隙間でも電磁波を漏洩させます。電磁波吸収シート(特許出願済み)は無線LANの使用する周波数に合わせたアンテナで、多少の隙間でも無線LANの電磁波は通しません。銅箔・ITOと電磁波吸収シートを組み合わせて、ドアや窓、天井や床の複雑な構造でも漏洩が非常に少ない電磁波の遮断構造を作ります。



銅箔やITOは空間に対するインピーダンスが大きく異なるため、電磁波は反射します。これがシールド効果です。しかし、隙間があると反射された電磁波が集中してシールド効果は損なわれます。隙間無しの施工は非常に手間がかかり、実施は困難です。
電磁波吸収シートのアンテナは空間に対してインピーダンス整合が取れているため、近傍の電磁波を引き寄せます。引き寄せる距離は2.45GHzでは概算で波長の10分の1程度です。銅箔・ITOとシートの間に数mmの隙間が許されれば、施工が大幅に楽になります。
◆施工方法

セキュリティ・ウォールは、壁には銅箔と電磁波吸収シ−トを貼り、窓にはITOフィルムを貼ることで、無線LAN電磁波の室外への漏洩を減衰させます。

銅箔・ITOと電磁波吸収シートは、ロールで供給しますので、現場で施工して頂きます。天井、床、ドア枠、窓枠などの複雑な構造は、施工方法のマニュアルに従って下さい。


セキュリティ・ウォールはイスイックス・ワールド社との共同開発製品です。
同社のアイ・ピピと共に、mes(Microwave Eliminate System)技術に基づきます。


※発売予定日につきましては現在検討中です。
※製品の仕様は予告なく変更することがございます。




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