バックナンバー CD-ROM案内 MAIL HOMEへ

第245号 栽培方面へ-3 2008年7月18日



↑7月12日。ギョウジャニンニクを栽培するために借りた妙高地内の畑を手入れする。

←左がハナビラタケ菌糸。
  右がハタケシメジ菌糸。

 寒天培地にきのこの肉片を植えつけてから約1週間後の様子。全体に蔓延するまでに4週間から6週間ほどかかる。
 ハナビラタケの方は微妙なところがあって、うまく培養できなかったが、今回は工夫した点があってこれまでと様子が違うが、はたしてどうなるか。
 ハタケシメジは問題ない。


 7月12日。
 朝の国道18号線、妙高大橋のあたりで車の前方をハクビシンが道路を右から左に横切っていった。左右確認をすることもなく屈託なくのこのこ悠々とマイペースで歩いていった。タヌキ同様で、これで車に轢かれることになる。
 ハクビシンはいっけんタヌキに似ているのでよく間違われるが名前の通りに鼻筋が白いのが特徴。前屈みで歩く様子がなんとなくアルマジロに感じが似ているのもタヌキと違う点である。
 このあと、笹ヶ峰に上る途中の道端にキツネがいて、そのあとサルがいた。どちらも子供で可愛かった。年ごとにそんな動物を見る機会が増えてきたような気がする。
 昔、柏崎の米山(993m)できのことりからの帰途に登山道で休んでいたら、下の方からゼイゼイと荒い息遣いが聞こえてきた。人が登って来るのかと思ったらアナグマだった(この時はタヌキだと思った。後年に相棒に話ししたらツメの様子からアナグマだとわかった)。こちらが地蔵さんのようにじっと動かないでいると、ときどきこちらを見て様子をうかがいながらも登ってくる。やはり動く物に反応するのであった。
 カメラをと思ってもそれができないのが残念だった。こちらが少しでも動けば逃げるはずだ。荒い息ですぐ目の前を取りすぎて行こうとする。クマのようなツメだった。撮影できない腹いせに足でどんと地面を突いたらアナグマはびっくりして猛然と逃げ去った。
 後年、ワナにかかったアナグマに、長靴の上から脚を噛まれて大怪我をした人の体験談を聞いてヒヤッとしたものだ。あの時はタヌキだと思っていたものだから軽い気持でかまったけれど、無知ゆえの危ない行動であったのだなと内心さむくなったものだ。

 梅雨らしい雨が続いたものだから、すこしきのこが出始めてきた。
 ベニタケ類とイグチ類がちらほらあったが、もう名前が出てこない。記憶の底の方にはあるのだが。石に刻まれた文字が判読困難になるみたいに風化してきたようだ。図鑑類をほとんど見なくなったので刻みは風化の一途をたどっていく。燃えていた40代のころには考えられない現象であった。