LAN

Windows 9x で LAN の構築と設定をする。(TCP/IP)


 
最近では、複数のマシンを所有している人が多くなってきたそうです。
LAN を構築することによって、各マシンのデータや周辺機器の共有が可能になります。
デスクトップとノートといった環境や、NEC PC-98と PC/AT互換機といったような組み合わせも可能です。
複数のマシンを所有しているのなら、便利ですので思い切って LAN を構築してみましょう。

ここでは、Windows 9x を使用していて正常に動作している事を前提として記載して行きます。
OS が違う場合は、設定方法が異なりますので注意してください。

LAN 構築に必要な物
とりあえず、最初に必要な物を揃えましょう。

NIC (ネットワークインターフェースカード)
PCI ・ ISA ・ C-bus 等の、どのタイプのスロットに装着するのか、10BASE-T・100BASE-TX・10/100共存の
どのタイプのネットワークを構築するのかを決定しましょう。そうすれば、必然的に NIC も決まります。
一番簡単なのは、PnP 対応という点から考えて PCIスロット用だと思います。

HUB (ハブ)
2台のみ接続する場合は使用しなくても良いです。(クロスケーブルで NIC 同士を直接接続する事も出来ます)
また、色々な種類の HUB がありますので、自分が構築しようと思う環境にあった物を購入しましょう。

UTP (Unshielded Twisted Pair) Straight Cable (ツイストペアストレートケーブル)
HUB を使った接続にはストレートケーブルを使用します。RJ-45というモジュラータイプの物です。
(HUB を使用しないで NIC 同士を直接接続する場合は、クロスケーブルを使用します)
カテゴリ5の物を購入しましょう。(10BASE-T にも100BASE-TX にも対応しています)
長さや色など種類も豊富にあります。マシンと HUB との距離を測ってから購入すると良いと思います。
また、マシン別に色分けをして接続すると、どのマシンの接続ケーブルなのか分かって便利です。

注意事項
クロスケーブルを使用した接続(HUB を使用しない接続)では、不具合が発生する場合があるそうです。
NIC の説明書にも記載されていますね。出来るだけ HUB を使った接続をお勧めします。

取り付け作業
必要な物が揃ったら、いよいよ取り付けです。作業自体は面倒ではありません。
NICをパソコンの拡張スロットに差して、ストレートケーブルで NIC と HUB を接続するだけです。
詳しくは、説明書を参考にしてください。(ぉぃ

もし問題が起こるとしたら、NIC の認識だと思います。PnP のカードなら割とスムーズに行くと思います。
非PnP のカードの場合は、I/Oポートや IRQ の設定を手動で設定しなければいけません。
取り付け終了後、NIC が正常にインストール出来ているかをデバイスマネージャ等で確認します。

また、デバイスマネージャ等で正常に認識されていても、実際には、I/Oポートや IRQ がコンフリクト(競合)を
おこしていると思われる場合もあります。
その為に、OS が起動しなくなる場合もあります。非PnP のカードの場合は特に注意してください。
NIC付属のユーティリティーソフトで設定出来る場合もありますし、NIC を取り付けるスロットの場所を変更する
というのも効果がある場合があります。詳しくは、NIC の説明書を参考にしてください。

設定の前に
NIC が正常にインストール出来たら設定をします。
OS の CD-ROM を要求されると思いますので準備をしておいてください。
正常にインストールされれば、ネットワークのプロパティが表示されるはずですので、そこを設定します。
(デスクトップのネットワークコンピュータを右クリックしてプロパティだったかもしれません )

識別情報タブの設定
コンピュータ名に適当な名前をいれましょう。(自分のマシンの愛称とかで良いです)
ワークグループにも、適当な名前を付ければ良いです。
但し、ワークグループはネットワークに接続するマシン全てに同じ名前にする必要があります。
後で変更可能なので安心してください。(適当な名前という表現が変だけど、それが適切なんですよ (^^; )

コンピュータの説明は、個人用途ならば別に記入しなくても大丈夫です。(たしか・・・)
本来は、同じネットワークに接続する他のユーザーに自分のマシンの素性を示す項目だったと思います。
通常は、スペックや使用用途なんかを記入するみたいですね。(曖昧)

ネットワークの設定タブの設定
クライアント・NIC名のアダプタ・NetBEUI・Microsoft ネットワーク共有サービスとかがあります。
クライアントには、Microsoft ネットワーククライアントがあれば良いです。
プロトコルには、NetBEUI かTCP/IP のどちらかを使用すれば良いです。

ネットワーク共有サービスはファイルやプリンタ等の周辺機器を共有して、他のマシンからアクセス可能に
する為の機能です。
但し、「ファイルとプリンタの共有」ボタンをクリックして、それぞれのチェックをオンにする必要があります。

プロトコルについて
NetBEUI はプロトコルの設定が不要なので、各マシンにインストールすれば、それだけでネットワークに接続
することが出来ます。
TCP/IP はマシンごとにプライベートIPアドレスを指定する必要があります。
また、IPX/SPX というプロトコルがインストールされるかもしれませんが、ネットワークゲームで遊ばない限り
削除しても問題ないです。
不必要なプロトコルをインストールしても、ネットワークのパフォーマンスを低下させるだけです。

TCP/IP での設定について
自分の構築したいと思っているネットワークの環境にあわせたプロトコルを選んで構築すればよいのですが、
ここでは、TCP/IP での設定に限定して話を進めて行きます。

TCP/IPはマシンごとにプライベートIPアドレスを指定する必要があります。そこで、その一例を記載します。

TCP/IP(TCP/IP -> NIC名)のプロパティで、「IPアドレス」タブを選択します。
「IPアドレスを指定」にチェックを入れ、IPアドレスの値を指定します。仮に「192.168.1.1」と入力したとします。
サブネットマスクには、「255.255.255.0」と指定しましょう。(理由は聞かないで・・・(^^; )
(サブネットマスクを設定せずに他のタブに移動して、戻ってくると自動的に上の値が入力されています)

2台目のマシンのIPアドレスには、「192.168.1.2」サブネットマスクには、「255.255.255.0」と指定します。
3台目のマシンのIPアドレスには、「192.168.1.3」サブネットマスクには、「255.255.255.0」と指定します。
と、こんな感じで設定しておけば、後で分かりやすくて問題も特にないと思います。

IPアドレスについて
IPアドレスは、上記の例以外でも、決まり通りに付ければ全然問題ないはずです。
LANとかで申請無しで使用しても良いIPアドレス(プライベートアドレス)は下記の通りです。
10.0.0.0 - 10.255.255.255
172.16.0.0 - 172.31.255.255
192.168.0.0 - 192.168.255.255
但し、192.168.0.0 と 192.168.255.255 は使用してはいけない事になっています。
特別な意味があるらしいのですが、詳しい事は書籍等で調べてください。(ぉぃ

ちなみに、インターネット等で使われているIPアドレスは、グローバルアドレスと言います。

最終確認
ここまでくれば、もう安心です。ネットワークコンピュータのアイコンをダブルクリックしてみましょう。
ネットワーク上のマシンが、上手く認識されていれば成功です。おめでとう御座います。
認識されない場合は、少し待ってみるとか、「最新の情報に更新」をするとかしてみましょう。
それでも駄目ならば、もう一度最初から慌てずに設定を確認してみてください。

この他にも、色々な接続方法があります。自分の環境や利用目的にあったシステムを構築しましょう。

 

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