LAN

FMV サーバ化計画


 
FMV にはハードウェアをチューニングした時に Windows 95をインストールしてあります。
しかし、最初の目的通りネットワーク OS をインストールしてファイルサーバを構築する事にしました。
ネットワーク OS と言っても高価な物ばかりではありません。FreeBSD やLinux を使用すれば安価で出来ます。
どれにしようか迷ったのですが、FreeBSD-2.2.8-RELEASE を使用して構築する事に決定しました。

インストール等の細かい設定作業の説明は、個人の環境によって違いますのでここに記載しません。
書籍等を参考にして行ってください。
まぁ、私の再インストール設定マニュアルのような物ですので、参考にはならないカモ知れません。(笑)

目的
せっかく、Windows 95をインストールしたので消すのは勿体ないですし、Windows 95の使い道も決定したので、
そのまま残して FreeBSD と Windows95とのデュアルブート環境にする事にしました。
うちのネットワーク環境は、10BASE-T と100BASE-TX 混在なので、100BASE-TX の高速ファイルサーバを
構築するのが目的です。
あと、UNIX 系の OS の勉強をしたいという事もあります。

参考資料
FreeBSD-2.2.8-RELEASE をインストール・設定するにあたりまして下記の書籍を参考に致しました。
SOFTBANK / Oh!PC 1999年4月号
翔泳社 / FreeBSD 徹底入門1 ネットワーク活用編
尚、FreeBSD-2.2.8-RELEASE は、Oh!PC 1999年4月号の付録の物を使用しました。

はじめに
自分の使用しようとしているデバイスが FreeBSD で使用可能かどうかを調べる必要があります。
忘れがちな事ですが、これは重要な事です。
私の場合は、X Window System を使用しないつもりなので GA の動作確認はしていません。
X Window System を使用する場合は動作確認をお忘れなく。

インストールの前に
当然ですが、インストールする領域がなければいけません。
私は、Windows95をインストールする際に FreeBSD をインストールする領域を除き、基本領域と拡張領域とで
領域を確保しておきました。つまり完全に未使用領域です。(拡張領域内でもインストールは出来ます。)
あと、NIC 等の拡張カード類も全て増設して Windows 95環境では正常に動作する事を確認しています。

インストール
ブートフロッピーを Windows 上で作成してから、CD-ROM を入れて作成したブートフロッピーで起動します。
あとは、FreeBSD のインストーラに従ってインストール作業を進めて行きます。
初心者を選択すると簡単にインストール出来ます。

Windows 95とのデュアルブート環境を実現する為には、ブートマネージャ(起動させたい OS を選択出来る)を
設定しなければいけませんが、FreeBSD には booteasy というブートマネージャが付属しています。
booteasy もインストール作業の中で設定します。

インストールが終了して、無事に FreeBSD を起動する事が出来たら各所の設定をして行きます。

設定ファイルの確認
カーネルは勿論ですが、/etc/rc.conf と /etc/hosts の2つのファイルを自分の環境にあわせて設定します。

NIC の設定
当然ですが、これが無いとサーバになりません。
FMV には、PLANEX FNW-9700-T (10/100BASE-TX Full-Duplex) を PCIスロットに装着してあります。
このカードには、VIA VT86C100A というチップが搭載されています。
但し、FreeBSD-2.2.7(2.2.8) には標準でこのチップのドライバは組み込まれていません。(3.1には入っています)
しかし、ドライバを作成している方がいらっしゃるのでそのドライバを組み込ませて頂きました。

ドライバは Web 上にて配布されているので、ダウンロードして来る必要があります。
うちは、Windows のマシンしかインターネットに接続する事が出来ないので、そのマシンでアクセスしました。
但し、その場合は、ダウンロード先のリンクを右クリックして「ファイルに保存」を選択する必要があります。
UNIX は LF 改行なので、そうしないと CR+LF 改行になってしまいます。

そのドライバをインストールするのですが、LAN はまだ設定していないので使用する事が出来ません。
そこでフロッピーディスクを使用してファイルを移動し、FDを 入れてから、mount コマンドでマウントします。
その後にファイルをコピーして、必要なファイルを編集します。

Samba のインストールと設定
Windows で FreeBSD 上のファイルを共有するには、Samba をインストールします。
Sambaは、インストール後にsmb.conf を作成してから、その内容を編集して設定をします。
手順としては、smb.conf.default というファイルを smb.conf にリネーム(コピー)してから編集します。
その後、testparm コマンドを用いて文法エラー等がないかどうかをチェックします。
ここで特に問題が検出されなければ、大丈夫だと思います。

Samba を自動起動させる
Samba をインストールしても起動させなければ使用出来ません。
そこで、FreeBSD を起動と同時に Samba を自動起動させてファイルの共有をする事にしました。
その為の設定ですが、/usr/local/etc/rc.d/samba.sh.sample を samba.sh にリネームするだけで良いです。

HDD の領域を起動時にマウントする。
多くのディスク容量を使用出来るようにする為に、HDD の領域を FreeBSD 起動時に自動的にマウントさせて
その領域を使用する事にしました。
これは、/etc/fstab に追記する事によって可能になります。

今回は「FAT16の拡張領域」をマウントします。これは、Windows 95からでもファイルを操作出来るようにする
という事と、もしも FreeBSD が動作しない等のトラブルが発生した場合にデータを Windows 側から待避させる
という目的からです。(FreeBSD 初心者なもので・・・(^^; )

FAT16の拡張領域をマウントする場合は、dev/wd0s5 のように記述します。
これは、1番目のHDDの最初の拡張領域という事になります。
wdの次の数字は、HDDの台数で 0 から始まり、s の次の数字はパーティーションを表します。
基本領域なら1-4で拡張領域は、5から始まります。

マウントさせるディレクトリ(今回の場合は、/hdd1)を作成してパーミッションを設定しておきます。

/dev/wd0s5 /hdd1 msdos rw 2 2

と、こんな感じに /etc/fstab に追記します。これで次回から起動時にHDDを自動的にマウントしてくれます。

メモ
wd0s5の wd の部分は、HDD の種類(IDEとSCSI)によって異なります。
自分の環境にあったデバイスを指定してください。

HDD を共有する。
HDD をマウントをしても共有の設定をしなければ他のマシンで使用する事が出来ません。
HDD を共有するには、smb.conf に共有ディレクトリの設定の記述をします。

最後に
設定が終了したら、他のマシンからアクセス出来るかどうかを確認します。
上手く行かない場合は、設定したファイルを再確認してください。

FreeBSD で共有の設定をした物を Windows のマシンで利用出来るようにするには、Windows 側で FreeBSDと
同じユーザーとパスワードでログインしている必要があるようです。
もし、上手くいかなかった場合はこの辺の設定も確認してみてください。

注意事項
FreeBSD に関しましては Windows より知識がありません。記載事項に関して間違っている可能性もあります。
間違い等がありましたら連絡して頂ければ幸いです。

 

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