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セキュリティーアップ計画 Part1・ブロードバンドルータで NAT & IP マスカレード


 
最近では、ブロードバンド時代到来とも言われて、インターネット常時接続(正確には定額サービスかな?)の
環境でマシンを使用されている方も多いと思います。

しかし、その反面でクラッキング(世間で言われているハッキング)やウイルス等の悪質なモノが多数出現して
きているのも事実です。
インターネットに接続しているという事は、第三者からも自分のマシンにアクセス出来る可能性もあります。
これは、防火壁とも言われているファイヤーウォールを構築する事によってある程度規制出来ます。

ファイヤーウォールにはウイルス対策ソフトに機能が同梱されているモノもありますし、個人用途ならば無料で
使用出来るという有り難いソフトウェアも存在しています。
勿論、FreeBSD 等の OS を使ったサーバで設定する事も可能です。

私は、今までソフトウェアで対処していたのですが、今回はブロードバンドルータを用いてファイヤーウォールを
構築する事にしました。

導入理由
ブロードバンドルータを使うメリットというのはファイヤーウォールを構築するだけではなく、LAN に接続された
マシンなら、どのマシンからでもインターネットに接続する事も可能になりますし、同時接続も可能です。
これは、NAT & IP マスカレードという技術を利用する事によって可能になっているのですが一石二鳥です。

使用機器
Broadband Router Accton SMC7004BR

製品のハードウェア的特徴
1.ブロードバンドルータとして、背面の「LAN コネクタ」にケーブル・xDSL モデムを接続が可能という事以外に
 「COM ポート」があって、そこに TA やモデムが接続可能。

2.「PRINTER(パラレル)ポート」があり、ここにプリンタを接続するとプリントサーバとして利用可能。
 ※専用のソフトウェアをインストールする必要があります。

3.4Port DualSpeed Switching HUB の機能を搭載。

といった魅力的な機能が搭載されています。
うちの場合は TA を使っていますので、そこに接続するだけでダイヤルアップルータ的な使い方が可能である
ブロードバンドルータというのは、導入の価値があると判断しました。
もし、フレッツ ADSL 等の環境に移行する事になってもシステム自体はそのままで移行可能です。

設置
SMC7004BR を設置する場合での注意する点ですが、プリントサーバ機能を利用する場合は、プリンタからの
ケーブルが接続出来る位置に設置するようにします。勿論、電源も必要ですのでお忘れなく。
SMC7004BR には、ツイストペアストレートケーブル(3mくらいだったかな)が1本同梱されていますので、1台の
マシンや、すでにLAN を構築してあり既存の HUB に接続するだけなら他に買い足すモノはないです。
勿論、SMC7004BR の HUB を利用して、LAN を構築する場合なら、新たにツイストペアストレートケーブルを
購入する必要があります。

接続
うちの場合は、LAN を構築してありますので、既存の HUB と SMC7004BR を接続する必要があります。
先述の通り、付属のツイストペアストレートケーブルで接続します。
方法は色々と考えられますが、HUB の「Uplink ポート」と SMC7004BR の「LAN ポート」を接続しました。
勿論、「LAN ポート」は1〜4の何処に接続しても問題ありません。

設定
接続しただけでは使えませんので設定が必要です。
マニュアルに記載されていますが、ブラウザに SMC7004BR デフォルトの IP アドレスを入力して設定画面を
呼び出して、管理者用のパスワードでログインして各種設定をします。

基本設定
今回は、TA でダイヤルアップルータとして使用しますので、「WAN のタイプ」を「ダイヤルアップネットワーク」に
変更します。後は、電話番号・ユーザ ID・パスワードの設定をします。
ここで問題なのは、パスワードを入力しても「*****」と表示されませんが、見えないだけで入力されています。
後は必要なら「その他の設定」ボタンをクリックして該当箇所を設定します。

固定 IP ではなく、DHCP サーバーを使って IP アドレスを指定する場合は、これでほとんどの設定が完了した
ようなものです。
マニュアルに記載されていますが、Windows の TCP/IP の設定も「IP アドレス」を「IP アドレスを自動的に取得」
としておけば問題なく接続出来るでしょう。(最近の ISP は DNS 自動取得だし)

管理者設定
パスワードはセキュリティーの問題もありますので、初期設定から変更しておいた方が宜しいでしょう。
但し、忘れないようにしてくださいね。(^^;

これで接続出来ると思いますので試してみましょう。接続は設定画面から行います。

固定 IP での設定
固定 IP で設定する方法もマニュアルには記載されていますが、少し分かりにくいようですね。(私だけ?)
そこで、変更点を記載しておきます。

基本設定
「LAN IP アドレス」を自分のネットワークに合わせて変更します。
デフォルトでは、192.168.123.254になっていますが、接続するマシンのアドレスを192.168.123.xxx にするのなら
この項目は別に変更しなくても OK です。

Windows の TCP/IP の設定
IP アドレス
「IP アドレスを指定」を選択した後に固定 IP を設定します。
SMC7004BR のアドレスを192.168.123.254にしたままなら、192.168.123.1という感じに指定します。
サブネットマスクは、255.255.255.0です。

ゲートウェイ
「新しいゲートウェイ」に SMC7004BR のアドレスを記載して「追加」ボタンを押します。
上記の例ですと、192.168.123.254になります。

DNS 設定
「DNSを使う」を選択して、「ホスト」に任意の名前(マシンのネットワーク名等)を入力します。
マニュアルによると、「DNS サーバの検索順」に ISP から提供される値を入力して、「追加」をクリックして設定
するように記載されています。
これは、間違いではありませんが、勘違いしやすいので補足しておきます。(私だけ?)

最近の ISP は DNS 自動取得になっているところが多いようですので、仮にここの値を記載しないとします。
すると、インターネットには接続出来ますが、ウェブページを閲覧する事は出来ません。
これは、DNS を取得出来ていないので当然といえば当然です。(ぢつはコレにはまりました (^^; )
※この場合は、IP アドレスを入力すれば閲覧は可能です。

ISP によっては、DNS 自動取得になっているが指定する必要がある場合はこちらを・・・というように用意して
くれているところもあります。
その場合は、「プライマリ DNS」「セカンダリ DNS」の順に入力して「追加」をクリックすれば問題ありません。

しかし、それ以外にも方法があります。ここに、SMC7004BR のアドレスを記載して「追加」ボタンを押します。
上記の例ですと、192.168.123.254になります。これで、閲覧可能になります。

プリントサーバの設定
これは、特に難しい事はなく、マニュアルに記載されている通りにすれば大丈夫です。
勿論、パラレルケーブルは必要です。

うちはローカルで接続されていたのですが、プリンタポートを付属 CD-ROM ドライブからインストール。
その後にプリントサーバのプリンタポートを切り替えただけです。
テスト印字も上手く出来たので大丈夫でしょう。

ただ、プリンタによっては双方向通信の設定を変えないと上手く印刷出来ない場合もあるようです。
その辺りは試行錯誤してみてください。
あと、フルカラー印刷中にウェブページ閲覧とかすると速度が低下する事もあるかと思います。

最後に
SMC7004BR は DHCP を使った場合は、特に難しい設定をしなくても簡単に利用する事が出来ます。
ネットワークに関しては苦手だという方でも大丈夫のような感じです。

 

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