今まで FreeBSD-2.2.8-RELEASE
を使用していましたが、セキュリティーの面等を考えると古くなってきました。
そこで今回は、FreeBSD-4.3-RELEASE
に移行(新規インストール)します。
注意点等は、FMV
サーバ化計画を参照してください。OS
以外の重要な変更点はありません。前回同様インストール等の設定作業の説明は、個人の環境によって違いますのでここに記載しません。
今回も、私の再インストール設定マニュアルのような物ですので、参考にはならないでしょう。(笑)
はじめに
とりあえず、FreeBSD-2.2.8-RELEASE
を使用していた時と同じような環境を構築します。
ここでは、Samba・Perl・Apache の設定と HDD
の起動時のマウントまでを記載します。
インストール準備
当然ですが、FreeBSD-4.3-RELEASE が必要です。
雑誌の付録にも収録されていますが、パッケージ事となるとなかなかありません。
Web
でダウンロードするというのも・・・うちの環境ではツライです。
そこで今回は、市販品を使用しました。
LASER5
から発売されていまして日本語インストーラとマニュアル付きです。
パッケージも収録されているので宜しいかと思います。
インストール
この CD-ROM
はブート可能になっていますので、Disc1の
CD-ROM
を入れればインストーラが起動します。
あとは、FreeBSDのインストーラに従ってインストール作業を進めて行きます。
但し、BIOS で CD-ROM
からの起動を有効にする必要があります。
ちなみに、うちの FMV-5100 D5でも可能なので大抵のマシンで大丈夫でしょう。
今回は添付インストールガイドに割と忠実に「スタンダード」を選択しました。(奨励になっていますし)
インストールが終了して、無事にFreeBSDを起動する事が出来たら各所の設定をして行きます。
備考
FMV-5100 D5でのCD-ROM
ブートの方法を記載しておきます。
Boot from CD-ROM を Enabled
だけでは無理でした。最近のマシンと違って何かと面倒です。(^^;
正確かどうかは分かりませんが、この方法で出来ています。(笑)
Ctrl + Alt + Esc キーを押して BIOS
設定画面に入ります。System Security
を選択。
Disk Drive Control の Diskett Drive を Disable
にします。
Boot from CD-ROM を Enabled にします。
設定ファイルの確認
FreeBSD-2.2.8-RELEASE
の場合は、カーネルは勿論ですが、/etc/rc.conf
と /etc/hosts の2つのファイルを
自分の環境にあわせて設定しました。
VIA VT86C100A チップの NIC
はドライバが入っていませんでしたので、自分で組み込む必要がありました。
FreeBSD-4.3-RELEASE
はドライバが入っていますし、その設定もインストール中に出来ます。
特に弄るファイルが無くても動作するんですね。
まぁ、自分の環境に合わせて各部の設定を煮詰めます。
Samba
のインストールと設定
今回のバージョンは samba-2.0.8です。
2系から SWAT
というブラウザで設定出来るという方式が採用されています。
日本語版を使うとルータの設定画面というような雰囲気で作業出来ます。
SWAT を使う
FreeBSD-4.3-RELEASE
はそのままでは動作しません。
/etc/services と /etc/inetd.conf
に設定文を追記する必要があります。
/etc/services に swat 901/tcp と記述します。
/etc/inetd.conf には swat stream tcp nowait.400 root /usr/local/sbin/swat
swat と記述すれば OK です。
ちなみに swat の場所は which swat
で確認出来ます。
その後、Windows のブラウザで http://server の名前(IP
アドレス):901/
と入力するとパスワード入力画面が
表示されます。root
でログインして各部の設定をすれば大丈夫なハズです。
SWAT を使わない
勿論、設定は従来通り smb.conf
を作成してから内容を編集しても可能です。
/usr/local/etc/ にある smb.conf.default
というファイルを smb.conf
にリネーム(コピー)してから編集します。
その後、testparm
コマンドを用いて文法エラー等がないかどうかをチェックします。
ここで特に問題が検出されなければ、大丈夫だと思います。
うちの smb.conf
の設定はこんな感じになっています。
とりあえず、これで動作はしていますがセキュリティーの問題があるのでどうなんでしょう?(ぉぃ
これは FreeBSD-2.2.8-RELEASE
で遊んでいた時のままです。(笑)
[global]
workgroup = TMNET
server string = Samba Server
guest account = nobody
log file = /var/log/log.%m
max log size = 50
security = user
password level = 8
encrypt passwords = yes
socket options = TCP_NODELAY
wins support =no
dns proxy = no
client code page = 932
coding system = cap
[homes]
comment = Home Directories
browseable = no
writable = yes
[public]
path = /usr/public
read only = no
guest only = yes
guest ok = yes
[share]
path = /hdd1
browseable = yes
public = yes
writable = yes
create mode = 0777
directory mode =0777
guest only = yes
read only = no
もう少し考えた方が良さそうなものだが・・・設定がこれで合っているかは疑問ですし。(^^;
Sambaを自動起動させる
Sambaをインストールしても起動させなければ使用出来ません。
そこで、FreeBSDを起動と同時にSambaを自動起動させてファイルの共有をする事にしました。
その為の設定ですが、/usr/local/etc/rc.d/samba.sh.sample
を samba.sh
にリネームするだけで良いです。
Perl の設定
FreeBSD-2.2.8-RELEASE では、Perl5を /usr/local/bin/
にインストールしていました。
FreeBSD-4.3-RELEASE は Perl 5がデフォルトで入っています。
ところが、which perl
で場所を確認すると、/usr/bin/perl
と答えが返ってきます。
使えない訳ではないのですが、パスが変わると何かと面倒です。
そこで、/usr/local/bin/
でも使える様に設定をします。
ln -s /usr/bin/perl /usr/local/bin/perl
その後に、/usr/local/bin/perl -v
と入力して返事が返ってくれば大丈夫でしょう。
Apache
のインストール
Apache
はインストールしただけでは使えません。インストール後にファイルを設定する必要があります。
インストールするには、CD-ROM
をセットしてから"/stand/sysinstall"を実行してパッケージを選択します。
今回は、3枚目のCD-ROM の中から apache-1.3.14.tgz
を選択しました。
インストールが終わったので、前回同様に
httpd.conf・srm.conf・access.conf・mime.types の4つのファイルを
設定すれば使用可能だなと思い設定しようとしましたが、眠くなったので翌日にまわしました。(ぉぃ
ところが、翌日マシンを起動してみると
Apache が動作しています。(^^;
何やらインストールするだけで宜しいようです。
HDDの領域を起動時にマウントする
FreeBSD-2.2.8-RELEASE
を使用していた時に、別の HDD を FreeBSD
起動時に自動的にマウントさせて
使用していました。これは、/etc/fstab
に追記する事によって可能になります。
この HDD
はデータ用として使用していましたので、これをマウントしないとデータを見られません。
しかも、最初は FAT16だったのですが、その後
UFS に変更しています。
その前に、マウントさせるディレクトリ(今回は
/hdd1)を作成してパーミッションを設定しておく必要があります。
/dev/ad1s1 /hdd1 ufs rw 2 2
と、こんな感じに追記すれば大丈夫です。
FreeBSD-2.2.8-RELEASE の時は、/dev/wd0s5 /hdd1 ufs rw 2 2というような感じで記載していたのですが、
FreeBSD-4.3-RELEASE では ad
を使っています。
当然の事ですが私には分かりませんので聞かないでください。(ぉ
最後に
設定が終了したら、他のマシンからアクセス出来るかどうかを確認します。
上手く行かない場合は、設定したファイルを再確認してください。
それと、Samba
のパスワードを設定していない場合もアクセス出来ません。
Windows
のマシンでアクセス出来るようにするには、Windows
と FreeBSD
との間で同じユーザーとパスワード
でログインしている必要があるようです。もし、上手くいかなかった場合はこの辺の確認もしてみてください。
注意事項
FreeBSD に関しましては
Windows
より知識がありません。記載事項に関して間違っている可能性もあります。
間違い等がありましたら連絡して頂ければ幸いです。
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