Intel Celeron/400MHz
を使用して、通常の作業では特に不満があるという程ではありません。
しかし、流行のゲームとかをするのには非力な部類に入ると思います。
そこで、Coppermine (Coppermine-128k) コアの Intel
Celeron/700MHz を搭載する事にしました。実は、この計画を実行する前に、GA
を AGP の ELSA GLADIAC MX ATX (nVIDIA GeForce2 MX)
に交換を
したというのも CPU
を交換しようと思った理由の1つです。
nVIDIA GeForce2 MX の能力も CPU
交換によって引き出されるのではないかと思ったからです。
また、GA を交換した時に、PCI
スロットの空きの関係で取り外していた
ATA/66 Card も復活させました。
CPU の交換だけではなくて、GA と ATA/66 Card
の装着についても一応記載しておきます。
GA の交換
これは、特に難しいという訳ではありません。
(1) Windows を起動して、canopus SPECTRA 3200 R2 PCI
のユーティリティソフトをアンインストール。
(2) 電源を切断後、PCI スロットから canopus
SPECTRA 3200 R2 PCI を取り外す。
(3) AGP スロットに、ELSA GLADIAC MX ATX
を装着。
(4) Windows を起動して、ELSA GLADIAC MX ATX
のドライバとユーティリティソフトをインストール。
大まかな流れですが、このような手順で問題ないでしょう。
注意する点といえば、AGP
スロットに確実に差し込むという事くらいですね。
あとは、GA を交換後に Windows
を起動する訳ですが、正常に起動する事を確認するまでは、ケースの蓋を
閉めないという事です。万が一の場合に備えましょう。
ATA/66 Card の装着
この手順は、「Number3 : PC/AT互換機のチューニング(ASUSTeK
P/I-P55T2P4)」に記載してありますので
そちらを御覧ください。
ただ、心配だった事というと、PCI の GA
は大抵の場合 PCI スロットの1番に装着します。
じつは、空き PCI スロットというのが、PCI
の GA を装着していた PCI スロットの1番だけなのです。
PCI スロットの1番というと AGP と IRQ
のシェアリングをする場合が多いように聞いています。
IRQ
のコンフリクトが起こらないで上手く動作するかという点です。
また、SCSI Card
を装着していましたので、起動時に ATA/66
Card の BIOS とコンフリクトを起こさないで
上手く起動する事が出来るかという点も心配でした。
BIOS を搭載していない SCSI Card
の場合は問題ないようですが、BIOS
を搭載した SCSI Card の場合だと
起動時に BIOS
が立ち上がりデバイスチェックをします。
その時に HDD を接続した ATA/66 Card の BIOS
とで「どちらが先に立ち上がるか」というのがポイントです。
ここで、SCSI Card の BIOS
が先に立ち上がると、ATA/66 Card に接続した
HDD からブート出来ないという
状態になる場合が多いようです。ATA/66 Card の BIOS
が先に立ち上がる設定にしないといけません。
ちなみに、SCSI Card と ATA/66 Card の BIOS
がコンフリクトを起こして起動しない場合の対処方法ですが、
SCSI Card と ATA/66 Card
を差すスロットの位置を変更して ATA/66 Card
を先に認識させるような設定に
すると上手くいくようです。
PCI スロットの優先順位は Mother Board
によって異なりますので、マニュアル等で確認しておいてください。
また、SCSI Card
にブートデバイスを接続していない場合なら、SCSI
Card の BIOS を無効に設定するという
方法も上手くいくようです。
この手のトラブルに遭遇した場合は、環境に応じて色々と試してみてください。
結果的には、両方の心配は無駄に終わって上手く起動する事が出来ました。
Intel Celeron/700MHz
を装着する前に
まず、Intel Celeron/700MHz
を装着出来る条件を考えてみましょう。
(1) Intel Celeron/700MHz は、FC-PGA
を採用しているので、Flexible
Socket370 に装着する。
(2) 電圧を生成する事が出来る。
(3) Mother Board の BIOS
が対応している
という事が考えられます。(倍率は固定になっているので大丈夫です)
(1) については、Iwill SLOCKET II が Flexible
Socket370(FC-PGA)
対応ですので問題ありません。
(2) については、P2B-B Rev.1.02 は ASUSTeK
のページによると Coppermine の Celeron
対応とあります。
(3) については、対応の BIOS
が公開されているようです。
という事で、条件はクリアしましたので装着を開始します。
補足
一応、電圧を生成する IC
の型番を調べてみたところ、HIP6019BCB
とマーキングがありました。
この IC は、Coppermine で採用している CPU
の電圧を生成出来るようですので搭載可能を確信しました。
ASUSTeK P2B-B の BIOS
をアップデートする
最初に、ASUSTeK P2B-B のBIOS
をアップデートします。(搭載 BIOS は
Version 1011です)
Intel Celeron/700MHz を装着してからだと、BIOS
が対応していないので起動出来ない可能性があります。
そこで、当然ですが現在の BIOS
に対応している CPU
を搭載しているうちに行わなければいけません。
まず、BIOS ファイルを ASUSTeK
のウェブページからダウンロードします。
ASUSTeK のウェブページで Coppermine の Celeron
対応の BIOS
のバージョンについて調べてみたところ、
1013.004 or later
と記載されているので、1013.004以降の
Version
をダウンロードする必要があるようです。
また、1013.004より新しい Version
があれば、そちらの方が望ましいと思われます。
しかし、ダウンロードページを確認してみると、Version
1011が最新となっています。
これはどういう事かというと、正式版では
Version 1011が最新の BIOS という事です。
ちなみに、うちの Mother Board の BIOS は、Version
1011でした。
つまり、今回必要なモノは、Bete 版の BIOS
という事です。
そこで、Beta 版の BIOS
を探してみたところ、1013.007
がありましたのでダウンロードしました。
後は、BIOS
のアップデートの手順に従って作業をすれば完了です。
ここでは、BIOS
のアップデートの手順につきましては記載しません。
マニュアルやウェブページ等で解説されていますので、そちらの方を参考にしてください。
Bete 版の BIOS
PC
を使っている人の多くは知っていると思いますが、正式版ではない
BIOS という事です。
大抵、正式版の前が Beta
版というような位置付けですよね。
その為、正式版に比べて安定しないカモしれない等、リスクが高いというような代物です。
ただ、ASUSTeK の場合は、古い Mother Board
の BIOS は Beta
版で対応してくる場合が多いようです。
まぁ・・・それなりにリスクはあるような気もしますが、発表されるだけでも嬉しいです。
それによって新しい CPU
に対応したり、不具合が解消する場合もありますしね。
CPU を交換する
作業自体は簡単です。
Iwill SLOCKET II から CPU
を外して交換し、元通りに組み立てる事が出来れば良いです。(ぉぃ
後は、Iwill SLOCKET II
の説明書等を参考にしてジャンパセッティングをします。
通常は、AUTO
の設定のままで構いません。ただ、CPU Type
のところを1箇所変更すれば良いです。
補足
Iwill SLOCKET II は、販売時期によって CPU Type
のところの説明が違うようです。
うちのモノは、Celeron と Coppermine
になっていました。
Coppermine の Celeron
は、どちらにすれば良いんでしょう?(笑)
まぁ、実際のところ、PPGA と FC-PGA
という事のようですけど・・・。(^^;
最終確認をする
あとは、起動した時に BIOS が Intel Celeron/700MHz
を正常に認識していれば良いです。
起動したら、BIOS
メニューに入って電圧を確認してみましょう。
Celeron/700MHz には1.65V
とマーキングしてありましたので、1.65V
になって・・・いませんねぇ。(汗)
1.7V になっています。(^^;
Iwill SLOCKET II で電圧を1.65V
に設定しようかと思ったのですが、Celeron/700MHz
には1.7V のモノも存在
しているようですので、とりあえずそのまま
AUTO(1.7V) にしておく事にしました。(^^;
補足説明と総評
Celeron/400MHz と Celeron/700MHz
は動作クロックの違いだけではなくて、L2
Cache は同じ128KB ですが
Celeron/400MHz が CPU のクロックの1/2のスピードで動作するのに対し、Celeron/700MHz
の方は CPU の
クロックと等速に動作します。この L2 Cache
の違いと300MHz
のアップにより環境は向上しました。
今後の拡張性を探る
Intel Celeron/700MHz は FSB66MHz です。FSB100MHz の
Celeron か Pentium!!! を搭載する事が出来れば
更に高速になりますね。(贅沢)
あとは、HDD
に高速なモノを導入するというのも高速化の1つの手段です。
ただ、AGP も PCI
も空きスロットは無くなってしまいました。
今後拡張ボードを使用する時は、どれかと入れ替えをするという事になります。
まぁ・・・特にこれを付けたいというモノも無いので大丈夫でしょうけど。(笑)
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