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ASUSTeK P2B-B Coppermine 搭載計画


 
下記の表が現在のマシンスペックと同じとは限りません。
 
  変更前 変更後
Mother Board ASUSTeK P2B-B (Intel 440BX) ASUSTeK P2B-B (Intel 440BX)
CPU Intel Celeron/400MHz PPGA
Iwill SLOCKET II
Intel Celeron/700MHz FC-PGA
Iwill SLOCKET II
L2 Cache 128KB (1/2 CPU Speed) 128KB (Full CPU Speed)
Graphics Card canopus SPECTRA 3200 R2 PCI ELSA GLADIAC MX ATX
Strage Interface SCSI-3 Card : I-O DATA SC-UPCI SCSI-3 Card : I-O DATA SC-UPCI
ATA/66 Card : Promise Ultra66
 
Intel Celeron/400MHz を使用して、通常の作業では特に不満があるという程ではありません。
しかし、流行のゲームとかをするのには非力な部類に入ると思います。
そこで、Coppermine (Coppermine-128k) コアの Intel Celeron/700MHz を搭載する事にしました。

実は、この計画を実行する前に、GA を AGP の ELSA GLADIAC MX ATX (nVIDIA GeForce2 MX) に交換を
したというのも CPU を交換しようと思った理由の1つです。
nVIDIA GeForce2 MX の能力も CPU 交換によって引き出されるのではないかと思ったからです。
また、GA を交換した時に、PCI スロットの空きの関係で取り外していた ATA/66 Card も復活させました。
CPU の交換だけではなくて、GA と ATA/66 Card の装着についても一応記載しておきます。

GA の交換
これは、特に難しいという訳ではありません。
(1) Windows を起動して、canopus SPECTRA 3200 R2 PCI のユーティリティソフトをアンインストール。
(2) 電源を切断後、PCI スロットから canopus SPECTRA 3200 R2 PCI を取り外す。
(3) AGP スロットに、ELSA GLADIAC MX ATX を装着。
(4) Windows を起動して、ELSA GLADIAC MX ATX のドライバとユーティリティソフトをインストール。
大まかな流れですが、このような手順で問題ないでしょう。

注意する点といえば、AGP スロットに確実に差し込むという事くらいですね。
あとは、GA を交換後に Windows を起動する訳ですが、正常に起動する事を確認するまでは、ケースの蓋を
閉めないという事です。万が一の場合に備えましょう。

ATA/66 Card の装着
この手順は、「Number3 : PC/AT互換機のチューニング(ASUSTeK P/I-P55T2P4)」に記載してありますので
そちらを御覧ください。

ただ、心配だった事というと、PCI の GA は大抵の場合 PCI スロットの1番に装着します。
じつは、空き PCI スロットというのが、PCI の GA を装着していた PCI スロットの1番だけなのです。
PCI スロットの1番というと AGP と IRQ のシェアリングをする場合が多いように聞いています。
IRQ のコンフリクトが起こらないで上手く動作するかという点です。

また、SCSI Card を装着していましたので、起動時に ATA/66 Card の BIOS とコンフリクトを起こさないで
上手く起動する事が出来るかという点も心配でした。
BIOS を搭載していない SCSI Card の場合は問題ないようですが、BIOS を搭載した SCSI Card の場合だと
起動時に BIOS が立ち上がりデバイスチェックをします。
その時に HDD を接続した ATA/66 Card の BIOS とで「どちらが先に立ち上がるか」というのがポイントです。
ここで、SCSI Card の BIOS が先に立ち上がると、ATA/66 Card に接続した HDD からブート出来ないという
状態になる場合が多いようです。ATA/66 Card の BIOS が先に立ち上がる設定にしないといけません。

ちなみに、SCSI Card と ATA/66 Card の BIOS がコンフリクトを起こして起動しない場合の対処方法ですが、
SCSI Card と ATA/66 Card を差すスロットの位置を変更して ATA/66 Card を先に認識させるような設定に
すると上手くいくようです。
PCI スロットの優先順位は Mother Board によって異なりますので、マニュアル等で確認しておいてください。

また、SCSI Card にブートデバイスを接続していない場合なら、SCSI Card の BIOS を無効に設定するという
方法も上手くいくようです。
この手のトラブルに遭遇した場合は、環境に応じて色々と試してみてください。

結果的には、両方の心配は無駄に終わって上手く起動する事が出来ました。

Intel Celeron/700MHz を装着する前に
まず、Intel Celeron/700MHz を装着出来る条件を考えてみましょう。

(1) Intel Celeron/700MHz は、FC-PGA を採用しているので、Flexible Socket370 に装着する。
(2) 電圧を生成する事が出来る。
(3) Mother Board の BIOS が対応している

という事が考えられます。(倍率は固定になっているので大丈夫です)

(1) については、Iwill SLOCKET II が Flexible Socket370(FC-PGA) 対応ですので問題ありません。
(2) については、P2B-B Rev.1.02 は ASUSTeK のページによると Coppermine の Celeron 対応とあります。
(3) については、対応の BIOS が公開されているようです。

という事で、条件はクリアしましたので装着を開始します。

補足
一応、電圧を生成する IC の型番を調べてみたところ、HIP6019BCB とマーキングがありました。
この IC は、Coppermine で採用している CPU の電圧を生成出来るようですので搭載可能を確信しました。

ASUSTeK P2B-B の BIOS をアップデートする
最初に、ASUSTeK P2B-B のBIOS をアップデートします。(搭載 BIOS は Version 1011です)
Intel Celeron/700MHz を装着してからだと、BIOS が対応していないので起動出来ない可能性があります。
そこで、当然ですが現在の BIOS に対応している CPU を搭載しているうちに行わなければいけません。

まず、BIOS ファイルを ASUSTeK のウェブページからダウンロードします。
ASUSTeK のウェブページで Coppermine の Celeron 対応の BIOS のバージョンについて調べてみたところ、
1013.004 or later と記載されているので、1013.004以降の Version をダウンロードする必要があるようです。
また、1013.004より新しい Version があれば、そちらの方が望ましいと思われます。

しかし、ダウンロードページを確認してみると、Version 1011が最新となっています。
これはどういう事かというと、正式版では Version 1011が最新の BIOS という事です。
ちなみに、うちの Mother Board の BIOS は、Version 1011でした。

つまり、今回必要なモノは、Bete 版の BIOS という事です。
そこで、Beta 版の BIOS を探してみたところ、1013.007 がありましたのでダウンロードしました。
後は、BIOS のアップデートの手順に従って作業をすれば完了です。

ここでは、BIOS のアップデートの手順につきましては記載しません。
マニュアルやウェブページ等で解説されていますので、そちらの方を参考にしてください。

Bete 版の BIOS
PC を使っている人の多くは知っていると思いますが、正式版ではない BIOS という事です。
大抵、正式版の前が Beta 版というような位置付けですよね。
その為、正式版に比べて安定しないカモしれない等、リスクが高いというような代物です。

ただ、ASUSTeK の場合は、古い Mother Board の BIOS は Beta 版で対応してくる場合が多いようです。
まぁ・・・それなりにリスクはあるような気もしますが、発表されるだけでも嬉しいです。
それによって新しい CPU に対応したり、不具合が解消する場合もありますしね。

CPU を交換する
作業自体は簡単です。
Iwill SLOCKET II から CPU を外して交換し、元通りに組み立てる事が出来れば良いです。(ぉぃ
後は、Iwill SLOCKET II の説明書等を参考にしてジャンパセッティングをします。
通常は、AUTO の設定のままで構いません。ただ、CPU Type のところを1箇所変更すれば良いです。

補足
Iwill SLOCKET II は、販売時期によって CPU Type のところの説明が違うようです。
うちのモノは、Celeron と Coppermine になっていました。
Coppermine の Celeron は、どちらにすれば良いんでしょう?(笑)
まぁ、実際のところ、PPGA と FC-PGA という事のようですけど・・・。(^^;

最終確認をする
あとは、起動した時に BIOS が Intel Celeron/700MHz を正常に認識していれば良いです。
起動したら、BIOS メニューに入って電圧を確認してみましょう。
Celeron/700MHz には1.65V とマーキングしてありましたので、1.65V になって・・・いませんねぇ。(汗)
1.7V になっています。(^^;

Iwill SLOCKET II で電圧を1.65V に設定しようかと思ったのですが、Celeron/700MHz には1.7V のモノも存在
しているようですので、とりあえずそのまま AUTO(1.7V) にしておく事にしました。(^^;

補足説明と総評
Celeron/400MHz と Celeron/700MHz は動作クロックの違いだけではなくて、L2 Cache は同じ128KB ですが
Celeron/400MHz が CPU のクロックの1/2のスピードで動作するのに対し、Celeron/700MHz の方は CPU の
クロックと等速に動作します。この L2 Cache の違いと300MHz のアップにより環境は向上しました。

今後の拡張性を探る
Intel Celeron/700MHz は FSB66MHz です。FSB100MHz の Celeron か Pentium!!! を搭載する事が出来れば
更に高速になりますね。(贅沢)
あとは、HDD に高速なモノを導入するというのも高速化の1つの手段です。

ただ、AGP も PCI も空きスロットは無くなってしまいました。
今後拡張ボードを使用する時は、どれかと入れ替えをするという事になります。
まぁ・・・特にこれを付けたいというモノも無いので大丈夫でしょうけど。(笑)

 

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