Tuning

PC-9821 Ra20/N12極限化計画


 
CPU に Celeron/1.4GHz 搭載し933MHz 駆動等とパワーアップを続けて来たマシンですが、もう少しパワーが
あると快適かなと思うようになって来ました。

CPU のクロックは定格ですと限界ですが、その他の部分をチューニングしてみる事にしました。

HDD
I-O DATA UIDE-66経由で IBM DPTA-372050 (20GB) を装着していたのですが、速度的に速いと言えるモノ
ではなくなりました。
HDD の速度上昇は体感的にかなり有益ですので、手持ちの IBM IC35L040 AVVA07 (40GB) に変更してみる
事にします。

UIDE-66 に接続しますので速度的には問題ないと思いますが、HDD 容量の壁32GB が存在します。
その為、ジャンパで32GB Clip に設定しておきます。
その後、UIDE-66に接続して初期化し、パーティーションを切って OS のインストールという作業です。
が、今回は内容を丸ごとコピーして、ブート出来るようにしておきました。

Win2k ですので Win9x 系と方法が若干違う部分がありますが基本的にはコピーで行けます。
ただ、それだけでは起動出来ませんから、ブートセクタの修復が必要になります。
インストール用の FD 4枚を使って修復すれば OK です。

換装後に立ち上げてみたところ、かなり快適に感じます。
HDBENCH 3.30にて計測したところ Read Write が14000程度向上していました。
UIDE-66の転送速度を AUTO で使っていたのですが、そこを変更するともう少し高速になります。
その辺りの設定はお好みでというところですね。

GA
Full-Color Window Accelerator Board X2 (MGA-2064W) を装着していたのですが、これは Millennium 相当と
いうモノでして、PC-98対応品としては2D は高速な部類です。
ただ、良いカードだとは思いますが・・・さすがに古いカードである事は否定出来ません。

しかし、PC-98対応の GA というのは現在発売されていないハズですので・・・交換は無理です。
が、Win2k なら PC/AT互換機のカードが使える事があります。
うちは Win2k にしてあるので使用可能なんですが・・・PCI のモノとなると数が少ないです。
そんな時、運良く Matrox Millennium G450PCI を入手出来たので交換してみる事にしました。

G450PCI が PC-98で動作したというのは各地で報告がありましたし、その手法も公開されています。
但し、使うには特定の条件があります。
(1) G450 PCI の BIOS を無効化する。
(2) 内蔵98グラフィックスと G450 PCI の切替をする為に powerx さん作成の DispFlip というソフトウェアが必要。
(3) ドライバは特定のバージョンが必要。
後は、環境に応じた各種設定が必要になります。

(1) G450 PCI の BIOS を無効化する
BIOS を無効化にする手段は色々とありますが、PC-98と PC/AT互換機両対応の BIOS に変更します。
簡単に言うと、BIOS をバイナリエディタで弄って、それを書き換えという手法。
書き換えには PC/AT互換機が必要になります。

一口に言うと簡単ですが、技術的には難しい部類に入ると思います。
が、後発の利というか・・・先人の方々が解析済みですので、簡単に出来るという点は有り難い事です。
という事で、サクッと書き換え完了です。

(2) DispFlip を使う
powerx さんのサイトからダウンロードして設定する必要があります。
詳しくは同梱されている dispflip.txt を参照という方向で。(^^;
あと、DispFlip 設定前は G450PCI から出力していますので、ケーブルの配線を変更しておく必要があります。

(3) ドライバを準備する
ドライバというか PowerDesk のバージョンによっては動作しません。
当時の最新版をダウンロードしたところ STOP エラーが発生しました。(^^;
製品添付のバージョン5.72.020が正常に動作しましたのでコレを使っています。

各種設定
インストール完了後にベンチマークテストをしてみたところ・・・どうも数値が低い。
これは、チップセットによるらしいのですが、バスマスタを切ると高速になるとの事です。
そこで、バスマスタを切ってみたところ、それなりの数値が出るようになりました。

あと、PowerDesk で STOP エラーが発生した時に、バージョンの件に気が付くのが遅れて試行錯誤。
その時に、ROM アドレス領域 C0000〜D7FFF を PCI セットアップユーティリティーにて予約してあります。
これをしなくても動作したのかは面倒なので検証していませんが。(ぉぃ

メモリ
最初は Win98 で192MB という構成でしたが、Win2k で192MB となると・・・若干少ない感じがする。
個人的には、最低256MB は欲しいところですが・・・出来れば384MB は搭載しておきたいところ。
理想としては512MB といったところです。

ただ、このマシンは、ECC-EDO SIMM が必要となります。
増設するとなると、64MB*2の128MB はそのままで・・・32MB*2の64MB と交換という事になります。
が、ECC-EDO SIMM は高価でして・・・安値でとなると中古でも入手困難という代物です。
そんな時に、VERTEX VES-EC128M という128MB*2を入手出来ましたので交換してみる事にします。

交換後、384MB だと起動時のメモリカウントが遅いだろうなぁ・・・と思いながら電源導入。
すると、256MB 分までしかカウントしません。(汗)
メモリの容量違いか?という事で、128MB*2で起動させると・・・256MB までカウントするので間違っていない。
メモリの相性か?という事で、128MB*2と32MB*2で起動させると・・・256MB までカウント。
ちなみに、どの組み合わせをしても Windows 上でも256MB という結果。

つまり、256MB までしか認識しないという状況です。
となると・・・ITF によってメモリ認識上限が制御されているという可能性が高い。
ITF の制限となると・・・私レベルではお手上げです。(汗)

が、確か512MB での動作報告があったような気がする。
調べてみると・・・メモリカウントは256MB までで、ITF による最大容量制限らしいとの事。(汗)
しかし、そこは奥の深い PC-98の世界・・・打つ手が無い訳ではない。
まりも さん作の Memsetup というソフトウェアを使う事によって512MB まで認識したという。

それならば、384MB も行けるだろうという事で導入してみる事に。
但し、Win2k なので IPLware 版を使います。
このソフトウェアは、本来 ECC 無しメモリを2バンク目に導入出来るソフトだったハズなんですが・・・こういった
使い方があるとは思ってもいませんでした。(^^;

導入は Win98の起動ディスクで起動して・・・コマンドを叩いてセットアップ完了。
起動してみると・・・メモリカウント自体は256MB で止まるんですが・・・その後に IPLware ロード画面が出まして、
Memsetup が384MB に設定してくれます。

メモリチェックは256MB までで IPLware ロード画面は1秒程度ですから、384MB までメモリカウントするよりは
速いように思えますので結果オーライという辺りでしょうか。(笑)

 

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