Tuning

ASUSTeK P/I-P55T2P4のチューニングについて。


 
自作機を例に説明しています。機種によってチューニングの方法が違いますので注意してください。
このマシン組立時は PC-98のパーツを流用して作られていましたが、現在では大分変化しました。

尚、下記の表が現在のマシンスペックと同じとは限りません。

Original PC/AT Compatible

CPU AMD K6/200MHz (FSB66X3.0)
Mother Board ASUSTeK P/I-P55T2P4 (Intel 430HX) Rev.3.0
Memory 128MB (32MBX4)/EDO 60ns Non-Parity
L2 Cache 512KB Onboard
Video canopus SPECTRA 3200 R2 PCI (nVIDIA RIVA TNT)
HDD Quantum Fireball CX (10.2GB)
CD-ROM Drive I-O DATA CDV-AB32TE (X32) Toshiba XM-6402B
Sound Creative Sound Blaster 16/ISA
Case A-Open BG85
USB Supported (USB connector on Mother Board)
NIC Melco LGY-PCI-TXR (10/100BASE-TX Full-Duplex)
Strage Interface ATA/66 Card・Promise Ultra66
Other Options 8cm Case Fan ・ TAG SRAM
Microsoft SideWinder Gamepad
 
メモリ
この Mother Board は最大256MB まで使用出来るのですが、128MB が実質上最大容量かと思われます。
(64MB の SIMM って売っていたかなぁ?まぁ、売っていたとしても高価でしょうが・・・ (^^; )
但し、TAG SRAM を増設しないと64MB 以上の部分に、L2 Cache が効かないので要注意です。
(これは、Intel 430HX チップセットの仕様で Mother Board によって異なります)

今まで48MB 搭載していたのですが、TAG SRAM を入手する事が出来たので、128MB に変更してみました。
これは、流石に快適になった事が体感出来ました。

CPU
K6/200MHz を搭載していますが、流石に非力さを感じるようになって来ました。
もっと動作クロックの高い K6-2や K6-III に交換したいところです。
この Mother Board には電圧2.5V までの設定しか無いので、K6-2/400MHz 等の2.2V は設定出来ません。
K6-III/400MHz 等の2.4V は、0.1V の差なので微妙なところですし、発熱も増えるでしょうから心配です。

自作機の場合は、メーカー製のマシンと違い、Mother Board の BIOS のアップデートをすると新しい CPU に
対応出来る場合があります。
但し、古い Mother Board では、電圧倍率の設定が可能かどうかという問題も生じてきます。
ゲタを購入すれば装着出来るのでしょうが、Mother Board を交換した方が安く上がるような気がします。

あとは、オーバークロックをするという方法もあります。K6/200MHz は FSB66MHzX3.0で動作しています。
そこで、倍率を上げるか FSB クロックを上げるという方法が考えられます。
つまり、倍率を3.5倍に設定すると FSB66MHzX3.5という事になり233MHz での動作という事になります。
FSB クロックの方は、ジャンパピンの設定で FSB75MHz と83MHz に設定するという事が可能です。
FSB75MHz にした場合ですと FSB75MHzX3.0という事になり225MHz での動作という事になります。

この場合の 233MHz と225MHz のパフォーマンスの違いですが、225MHz の方が速いようです。
単純に動作クロックが高い場合よりも、FSB クロックが高い方がパフォーマンスは向上します。
ただ、FSB クロックを上げるという事は、PCIバス・メモリ・I/O周辺に対する負荷を上げてしまう事になるという
問題が生じます。勿論、FSB75MHz と83MHz を比べた場合は83MHz の方がシビアです。

それと、オーバークロックは CPU を通常より高いクロックで動作させる為に発熱量も多くなります。
CPU の冷却をしっかりとやらないと上手く動作させる事は出来ません。
CPU によっては耐性がない(?)というか、オーバークロックに向かないロットのモノも存在します。

また、規定外の運用ですから安定動作する保証もありませんし、CPU やその他のデバイスを損傷する可能性
というのもあります。その辺りの事を十分に承知した上で自己責任でやるというモノです。
勿論、メーカー製のパソコンの場合ならば保証対象外になります。

今回は、CD-R/RW を使用しようと思い、安定動作をさせる必要がありましたので FSB の変更はやめました。
それに、若干オーバークロックをするよりも、定格で動作クロックの高い CPU を積みたいと考えたからです。
この辺りは、今後の強化ポイントのようです。何とか搭載してみようと思います。

メモ
メーカー製マシンの場合は、CPUアクセラレータを装着するのが一番簡単です。
CPUアクセラレータの構造は、下駄・CPU・ファンというパーツで構成されています。
腕に自信のある人は、自分で各パーツを揃えてパワーアップしています。
CPUアクセラレータは、部品単体で計算すると割高ですが、差額を保証と思えば安いのではないでしょうか?

GA
今回は、canopus SPECTRA 3200 R2 PCI (nVIDIA RIVA TNT) を装着する事にしました。
これは、FMV MV205で動作しなかったという事で譲って頂いたモノです。
若干不安でしたが問題なく動作しました。

この Mother Board では、AGP 版が使えませんので注意してください。
最近の GA は、どれも高性能ですが AGP 版が多く PCI 版というのは少ないです。
ちなみに、AGP の性能は Socket より Slot 系の方が良いようです。(Intel チップが高性能なのかな?)

この Mother Board は、PCI の GA なら PCIリビジョンが、"2.1"なので特に問題なく使用出来ると思います。
ただ、一部の GA で GA の BIOS の関係なのか、たまに起動しなくなる時がありました。
電源再投入で起動(リセットでは駄目でした)するのですが、相性なのか GA の故障なのか不明です。

また、今回の例のようにメーカー製のマシンの中には、動作しない GA も存在しています。
購入前に調査しておきましょう。

HDD
各社から大容量で高速な HDD が登場し、結構安く販売されています。
しかし、この Mother Board は、ATA/33に対応していないという欠点があります。(ATA/Mode2には対応)
そこで、ATA/66対応のインターフェースボードを取り付けてみる事にしました。

インターフェースボードを差して Windows を起動すると PnP で認識するのでドライバをインストールします。
その後、HDD をインターフェースボードに ATA/66専用ケーブル(付属)で接続します。
このままでは HDD のアクセスランプが点灯しないので、ボードの LED端子に接続して完了です。
やはりインターフェースボードの効果はありますね。

メモ
Mother Board によって、BIOS の最大認識容量に壁がある場合があります。(8GB だったかな?)
BIOS のアップデートで対応される場合もあります。(BIOS は、Mother Board メーカーのページにあります)

メーカー製のマシンで ATA/33に対応していない場合は、インターフェースボードを取り付けるのが効果的だと
思います。(Mother Board を交換するという訳にも行きませんし)
但し、インターフェースボードの対応機種と最大認識容量は確認してください。

BIOS アップデート
これによって、BIOS の制限が変更されたり不具合が解決したりする場合があります。
方法は、Mother Board (BIOS) によって違いますが、基本的には同じような作業をします。

但し、この作業は完全に自己責任なので細心の注意が必要です。失敗すると BIOS が飛んでしまいます。
間違っても作業中に、電源を切らないように注意しましょう。
自分が注意するだけではなくて、ブレーカーが落ちても駄目なので(当然ですね)、周囲にも十分注意をして
実行するようにしましょう。

USBを取り付けてみる。
HXチップは、USB をサポートしていますが、当時の OS(Windows 95)がサポートしていませんでした。
Mother Board 上にコネクタを発見したので、それに合いそうな物を購入して取り付けてみました。
一見正常動作しているようですが・・・USB 器機を多く持っている訳でもないので、完全に動作確認したという
訳ではありません。

USB は、PCI スロットに取り付ける USB 拡張ボードも販売されています。
PCI スロットに空きがあれば簡単に装着出来るハズです。

今後の拡張性を探る。
実質上のメモリ128MB 上限は厳しいですが、普通に使用する程度なら大丈夫でしょう。
ただ、CPU が K6/200MHz ですので、何とか K6-2か K6-III の400MHz クラスを搭載してみたいですね。

 

Home Back