中古でマシンを入手した場合は、動作を確認してから内部の分解と清掃をすると同時に、パーツの構成等を
把握しておく必要があると思います。このマシンは、比較的綺麗な方でしたのでラッキーでした。
ただ、P54C/100MHz を搭載しているのに、BIOS
では Pentium 75MHz と表示されるのは謎です。
掃除している時に設定を変えたのかと思ったのですが、Windows
上では100MHz で動作しているようです。メモリ
手元に来た時は、標準搭載の8MB に8MB
を増設した、計16MB という環境でした。
そこで、ストックパーツから、32MB/EDO 60ns Non-Parity と16MB/EDO 60ns Parity のメモリで、計48MB
に
変更したところ無事に動作しました。どうやら、EDO
もパリティーの有無も関係ないようです。
但し、EDO としてではなくて FP
として動作していると思います。
CPU
P54C/100MHz
が標準搭載ですが、ストックパーツの AMD K6/200MHz
を装着すればそこそこ速くなります。
CPU
をアップグレードする場合は、基本的に次の条件が当てはまらなければいけません。
Mother Board の BIOS
が対応しているという事と、電圧と倍率の設定が可能であるという事です。
この Mother Board は Socket 7で、Acer 製の ALi
チップ搭載モデルのようです。
発売時期からみて、BIOS
は当然対応していませんし、BIOS
のアップデートも無理なようです。
ただ、CPUアクセラレータが販売されているという事は、他の問題点を解決すれば動作するはずです。
電圧設定が可能かどうかですが、Socket 7なので電圧を設定するジャンパピンがあるかと期待したのですが、
Mother Board
上のプリントからは発見出来ませんでした。
倍率設定ですが、Mother Board
を調査した所、ジャンパピンで3倍設定までがある事を確認しました。
FSBは66MHz なので、200MHz
での動作が可能になります。
あと、FSB
クロック設定のジャンパピンもありました。50MHz・60MHz・66MHz
が設定可能です。
そこで、AMD K6/200MHz を Socket
に直接載せてみました。(危険ですので真似はしないようにしてください)
すると、何事も無かったかのように無事に起動しますし、ベンチマークテストの測定も出来ます。
安全の為には、テスターで電圧を測定することをお勧めします。(それが普通ですけど
(^^; )
実験は成功したので、そのままでも動作するかもしれませんが安全の為に、Power
Leap PL-Pro/MMX Plus!
というゲタで電圧と倍率を設定しました。
BIOSでは、Pentium 100MHz と表示されますが、Windows
上では K6/200MHz として認識されています。
似たような環境の FMV-5120という機種に、K6/266MHz
の CPUアクセラレータを装着した時には、起動時に
BIOS のエラーが表示されて、F1キーでスキップして起動しなければいけませんでした。(起動時毎回そうです)
今回のチューニングでは、その問題は起こらなかったので普通に起動する事が出来ます。
そこで、K6-2/300MHz を入手出来たので、K6/200MHz
から交換してみました。
基本的には、ゲタが対応しているので動作するはずです。ただ、F1キーでのスキップを心配しました。
結果は、BIOS で Pentium 100MHz
と表示されますが、Windows 上では K6-2/300MHz
として認識されます。
しかし、Windows
保護違反とかが出るようになってしまいました。K6系の場合は、Windows
95 で使用するには
高速CPU対応のドライバ等を組み込む必要があるのですが、一般的に350MHz
以上と言われています。
300MHz
なので必要ないかな?と思いながらも組み込んでみましたが、結果的には改善されませんでした。
現在は、K6/200MHzに戻して安定動作中です。なぜK6-2/300MHzで不安定になったのかは原因不明です。
GA
この Mother Board は、PCI の GA ならば PCIリビジョンが、"2.1"なので特に問題なく使用出来るはずです。
しかし、nVIDIA RIVA TNTチップの製品は他の
FMV
では動作しませんでした。(その為、実験していません)
そこで、ストックパーツの中から PERMEDIA2
チップの製品を装着してみた所、無事に動作しました。
ちなみに、Melco WGP-FX16 (Voodoo Banshee) は他の
FMV で正常動作を確認しています。
この機種は、GA
を装着すると自動的に内蔵の VGA
を切り離すようです。
BIOS と Mother Board
の両方を見てみましたが、それらしき設定やジャンパピンは発見出来ませんでした。
Windows
がインストールされた環境に取り付けた場合は、そのままでも問題なく使用する事が出来ます。
デバイスマネージャで見ると、内蔵の
VGA
は切り離してくれるようですが、内蔵のグラフィックチップは認識を
しています。内蔵のグラフィックチップを使用しない設定にしても、"X"マークではなくて黄色の"!"マークが表示
されています。(当然ですが、削除しても次回起動時に認識します)
しかし、このままでも動作に支障は無いと思われます。
但し、再インストールをした場合に、途中の再起動後に内蔵グラフィックに切り替わってしまいます。
以前、FMV-5120に、Melco WGP-FX16 (Voodoo Banshee)
を装着した状態で再インストールをしたのですが、
何事も無くインストール出来たので、この件は疑問が残る結果になりました。
もしかしたら、インストール方法を変えると上手く行くのかも知れません。
HDD
850MB では少なすぎるので、Quantum
Fireball EX (5.1GB)
を自作機から移行しました。
容量的には問題無いのですが、速度は DMA
転送が出来ないので HDD
本来の性能よりも遅くなります。
それでも標準搭載の HDD
よりは高速になりました。
あと、データ保存用に Western Digital Caviar WD
28400 (8.4GB) を追加しました。
確か、このマシンには8GB
の壁が存在していたはずなので上限の容量になります。
NIC (Network Interface
Card)
PLANEX FNW-9700-T (10/100BASE-TX Full-Duplex) を PCI
スロットに装着しました。
NIC
の装着とドライバのインストールには問題なかったのですが、何故かネットワークに接続出来なくなったり、
Windos
保護違反になったりするという状態になってしまいました。
NIC
の診断プログラムを掛けた所、正常に動作していないようです。
そこで、設定を見直したり PCI
スロットの差す位置を変えたら(上から下へ)今度は無事に動作しました。
原因ですが、コンフリクトがあったのか、設定に間違いがあったのかは分かりません。(ぉぃ
ちなみに、このカードですが、VIA VT86C100A
というチップを搭載しています。
Windowsでの動作は保証されていますが、Linux
では動作保証ではなくて動作確認済というカードです。
また、FreeBSD-2.2.7 (2.2.8)
には標準でこのチップのドライバは組み込まれていません。(3.1は入っています)
しかし、ドライバを作成している方がいらっしゃるので動作可能のようです。
今後の拡張性を探る。
一応、このマシンのチューニングは終了しようと思っています。
Windows 95で、ビジネスアプリケーションを動作させるのには十分な速度が得られたと思います。
このマシンはファイルサーバーとして使用するつもりですのでスペック的にも十分だと思っています。
しかし、面白いパーツが入手出来ると装着したくなるかもしれません。(^^;
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