変更前のマシンスペックは、今でこそ非力な部類に入ってしまいますが、特に不満が出る程遅いという訳でも
ありません。(作業内容にもよりますが、うちの使用用途では特に問題ありません)
しかし、今後の事を考えると問題点が無いという訳ではありません。(1)
Memory 搭載量が限界である。
(2) FSB66MHz の為、高クロックの CPU
を搭載する事が困難である。
(3) AGP の GA を使用出来ない。しかも、PCI
の GA は数が少なく割と高価である。
といったような問題を挙げる事が出来ます。これを解決するには、Mother
Board を交換するしかありません。
そこで、交換可能な Mother Board
を探す事になるのですが、ここにも問題(壁?)があります。
Mother Board
交換の問題
(1) うちのケースは、Baby-AT
なので現在の主流である ATX の Mother Board
を装着する事が出来ません。
(2) 現在の CPU を使うなら、Super 7(Socket 7) の
Mother Board を選択する必要があります。
(3) Slot 1の Mother Board は CPU
に高クロックタイプを使用可能ですが、CPU
も交換する必要があります。
つまり、Super 7(Socket 7) かSlot 1の Baby-AT の
Mother Board
を導入する必要があるという事になります。
しかも、Memory
はどの選択でも購入する必要があります。(^^;
Mother Board の選択
Baby-AT のMother Board と ATX の Mother Board
を比較した場合にスペック上で決定的な差があります。
それは、PCI
スロットの数が少ないという事です。
ATX では6本あるモノもありますが、Baby-AT
だと多くても4本で3本のモノが多いです。
また、最近では Baby-AT の Mother Board
の入手が困難なようです。
となると、今後の事を考えて長く使える
Mother Board を選択する必要性が生じます。
そこで、選択したのが ASUSTeK P2B-B (Intel 440BX)という
Mother Board です。
ASUSTeK P2B-B (Intel 440BX)
この Mother Board は、定評のある Intel 440BX
チップを搭載した Slot1のモノです。
DIMM は3バンクあり、AGP もありますが、PCI
は3本です。ISA は2本あってそのうちの1本は共有です。
拡張ボードを選択する
ASUSTeK P/I-P55T2P4では、PCI に4枚と ISA に1枚のボードを差して使用していました。
という事は、その中の1枚のボードが使用出来なくなるという事になります。
そこで、次の2つの選択肢から選ぶ事になります。
(1) GA を AGP に変更する。
(2) 何かボードを1枚抜く。
今回は、ATA/66 Card : Promise Ultra66を抜く事にしました。
このボードは ATA/66
で転送するモノですが、Intel 440BX チップは
Intel 430HX チップと違い、ATA/33での
転送をサポートしています。
現在装着している HDD
の転送速度から考えると、ATA/33で転送しても問題ないと考えたからです。
Mother Board
を換装する
作業自体は特に難しいという訳ではありません。
拡張ボードと配線とネジを外して Mother
Board
を交換し、元通りに組み立てる事が出来れば良いです。(ぉぃ
ただ、ここで1つ問題があります。
Mother Board
換装時の問題
A-Open BG85というのは、ミニタワーケースです。ミドルタワーケースではありません。
どういう事かというと、HDD
を取り付けていた場所(電源の下)に CPU
が来るという事になるのです。
そこで、HDD
を移動させてやる必要性が生じる事になります。
今回は、FDD の下の3.5inch ベイに HDD
を装着しました。シャドーベイではないのでこの場所に周辺機器を
装着する事が出来なくなるのが欠点です。
スペース的には、ステー金具があれば、ベイの下に
HDD が1台は装着出来そうな感じなので、汎用の金具で
装着してみようかと考えています。
Slot1に Intel Celeron
を装着する
CPU には、Intel Celeron/400MHz PPGA
を装着する事にしましたが、Socket370ですので
Slot1にそのままで
装着する事は物理的に出来ません。
そこで、市販されている Slot1 → Socket370の変換アダプタが必要になります。
ただ、拡張性というか今後の汎用性を考えると、Flexible
Socket370に対応した製品を選択するのが無難です。
今回は、Iwill SLOCKET II
という変換アダプタを導入しました。
USB
コネクタを装着する
Baby-AT の Mother Board は、ATX
と違い各種コネクタをケーブルで接続する必要があります。
しかも、大抵の場合 USB
コネクタは別売りになっています。
P2B-B
も例外でなく、専用のコネクタが別売りとなっていますが、今回は入手出来ませんでした。
しかし、今まで使用していたコネクタを装着出来ない訳ではありません。
ピン配列が分かるので、その通りに接続すれば大丈夫のはずです。
Mother Board を見ると PS2コネクタの接続部分の隣が
USB になっています。
つまり、ここに接続すれば良いのですが、今回の
PS2コネクタは USB
コネクタの部分迄幅のあるタイプです。
しかし、コネクタ部分が配線が出来るような作りになっているので、ここに少し手を加えます。
PS2コネクタの中の接点(抜け防止の為?未配線)が4個あるので、まずはこれを取り外します。
精密ドライバー等を用いて爪(?)の部分を軽く押し上げれば簡単に取り外しが可能です。
但し、だいぶ柔らかいプラスチックなので、強く押し上げると破損させる可能性があるので注意が必要です。
あとは、同じ要領で USB
のコネクタから接点を取り外し、これをピン配列通りに差し込みます。
これで、PS2&USBコネクタの完成です。あとは、Mother
Board に取り付ければ OK です。
ただ、このコネクタだとケース背面のスリットをスロット2枚分使用する事になります。
配線の位置関係もありますから、取り付ける場所を選ぶ場合があります。
まぁ、うちの場合は何とか大丈夫でしたけど・・・。(^^;
電源投入と OS
のインストール
同じチップセットの Mother Board
なら電源投入すれば問題なく動作しそうですがチップセットが違います。
そこで再インストール覚悟で電源を投入してみましたが、Windows
98 & NT は正常に動作しました。(^^;
とりあえず、OK
という事にしました。(笑)
#
現在は再インストールされているので、完全に動作確認をしたという訳ではありません。
補足説明と総評
今回の換装の目的は、入手困難で割高の
SIMM
を他のマシンにまわすという目的もあり実行しました。
AMD K6-2/400MHz から Intel Celeron/400MHz
への交換なので、FSB66MHzX6.0というクロック自体に変化は
ありません。
ただ、SIMM から DIMM になった事と、L2 Cache
が CPU
内蔵になったのでメモリアクセスの速度等が改善
されたように感じられます。勿論、チップセットの変更も大きいと思います。
今後の拡張性を探る
Intel 440BX
チップという事で拡張性は広がりました。
とりあえず、GA を AGP のモノにして ATA/66
Card を復活させてみたいですね。
ただ、HDD
に関しては高速のモノでないと意味がないですけど。(^^;
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