「ゴブリンが出たって?」
聞かれたことをオウム返しで訊ねるライ。
「とにかく、倒しに行こう。また食料庫を荒らされたら大変だ。」
「そうだね。」
友人のコウが言う。ライもそれに従う。
「で、どこに?」
場所を聞いた二人は、すぐさま走り出した。
聞いた場所につくと、3体のゴブリンが食料庫へ向かおうとしていた。
「あそこだ!」
ライが剣を抜いて切りかかった。
コウは後方で魔法の詠唱をしている。
「喰らえ!」
突然の攻撃に1体はあっという間に倒された。
それでも別のゴブリンが棍棒を振り上げてライに殴りかかった。
「ライト・アロー!」
そのゴブリンはコウの放った光の矢によって貫かれた。
残るゴブリンは1体。
「ここで引けば命は助かるぞ?」
ライがゴブリンに剣を突きつけて宣告をする。
「ギッ・・・ギ・・・ギィ!」
ゴブリンが奇声を上げた。
すると、いくつかの炎のつぶてがゴブリンの周りに現れた。
「ギャッ!」
その声に従い、つぶてはライたちに向かって飛んできた。
「フレイム・ショット!?こいつ、ソーサラー(邪術師)なのか!?」
なんとか身をかわしながらライが言う。
「だったら・・・マジック・ボール!」
コウの魔力球がゴブリンの魔法を中断させた。
「ライト・アロー!」
コウの魔法で、決着がついた。