第1話


「ゴブリンが出たって?」

聞かれたことをオウム返しで訊ねるライ。

「とにかく、倒しに行こう。また食料庫を荒らされたら大変だ。」
「そうだね。」

友人のコウが言う。ライもそれに従う。

「で、どこに?」



場所を聞いた二人は、すぐさま走り出した。
聞いた場所につくと、3体のゴブリンが食料庫へ向かおうとしていた。

「あそこだ!」

ライが剣を抜いて切りかかった。
コウは後方で魔法の詠唱をしている。

「喰らえ!」

突然の攻撃に1体はあっという間に倒された。
それでも別のゴブリンが棍棒を振り上げてライに殴りかかった。

「ライト・アロー!」

そのゴブリンはコウの放った光の矢によって貫かれた。
残るゴブリンは1体。

「ここで引けば命は助かるぞ?」

ライがゴブリンに剣を突きつけて宣告をする。

「ギッ・・・ギ・・・ギィ!」

ゴブリンが奇声を上げた。
すると、いくつかの炎のつぶてがゴブリンの周りに現れた。

「ギャッ!」

その声に従い、つぶてはライたちに向かって飛んできた。

「フレイム・ショット!?こいつ、ソーサラー(邪術師)なのか!?」

なんとか身をかわしながらライが言う。

「だったら・・・マジック・ボール!」

コウの魔力球がゴブリンの魔法を中断させた。

「ライト・アロー!」

コウの魔法で、決着がついた。


戻る 第2話