村芝居の系譜

ゆきぼたる げきじょう

96年のプログラムと公演の報告

95年の芝居から      


昔の越路町は、みんなが役者か観客でした。 多くの集落に村芝居があったのです。 神社の境内で名優やチョイ役やだいこん役者やだいこん足が熱演をし 目の肥えた観客が、絶妙なタイミングのはやしを 酒の入った観客が、ぶちこわしの野次を送っていたのです。 時は流れ、テレビの普及や遅くまで休み無く働く時代が 多くの村芝居を自然消滅の方向へ至らせました。 その他にも、民謡、笛太鼓等の芸能も少なくなってきていました。 しかし、現代はまた大きく人々の生活が変化しはじめています。 休日の増加、何かあればカラオケで歌いまくる人達、テレビ芸能人達の素人化 豊かさと引き替えにポッカリ開いた何か 何かを求めて日本中で行われる地域起こし この現代風の村芝居もその何かを見つける試行です




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